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Channel: 慢性前立腺炎・膀胱頚部硬化症
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膀胱頚部硬化症における器質所見の改善例 #4

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27bns24327m患者番号24327、27歳の男性患者さんです。
平成22年3月初旬の頃から、陰茎の左がジンジン痛むようになりました。地元の皮膚科を受診し、軟膏と抗生剤を処方されましたが治りません。4月に高橋クリニックを受診しました。
皮膚にハッキリした所見がなく、症状が治りづらい場合、まず膀胱頚部硬化症を私は疑います。
尿回数は1日9回と多めです。
超音波エコー検査では、ご覧のように膀胱出口の硬化像を認めます。膀胱出口・括約筋間距離は2cmと長いです。


27bns24327m2早速、エブランチルを処方しました。1ヶ月後、陰茎の痛みは本人いわく5%に軽減したそうです。
5ヵ月後、陰茎の痛みは3%に軽減しました。5ヵ月後の超音波エコー検査では、膀胱出口の硬化像は軽減していました。
慢性前立腺炎症状スコア(NIH-CPSI)は29点から11点に改善しました。



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