ご無沙汰しております。術前、術後と色々と有難うございました。
栃木県〇〇〇〇市のカルテ番号・・169の〇〇〇〇です。
いつも、先生のご活躍を、インターネットを通して拝見させて頂き、大変感動しております。
5年半あけて、昨年の10月24日に膀胱頚部硬化症の4回目の手術をして頂きまして有難うございました。
術後の経過を、報告させて頂きます。
今回はまた前回の手術よりも広く、深く、また、前立腺の一部も少し切ったせいか、術後の出血がなかなか止まらなくて、3週間くらい続きました。
日が経過するにつれ、排尿の勢いはだんだん良くなり、腹圧をかけずに楽に排尿でき、出始めるまでの時間も早くなってきました。ただ、頻尿や残尿感などの膀胱刺激症状がなかなか良くならずに、術後1ヶ月で高橋先生に診察していただき、デパスとロキソニンを飲み経過観察をしていました。
1~2時間に1回の頻尿と、軽い尿意が常にあり、すっきりしない毎日を、術後の傷がなかなか治らないのだと信じ我慢しておりましたら、ふと4ヶ月経過した頃から、刺激症状がだんだん気にならなくなり、6ヶ月経過した現在では、おしっこの事が頭から離れてほとんど気にならなくなりました。今は3~4時間に1回の排尿で、軽い尿意は全く感じません。たまにおしっこが近いなあって感じる事があるぐらいです。薬も何も服用しておりません。
排尿の勢いと出始めるまでの時間は、術後の狭窄のせいか、少し悪くなったような気がします。
それから、今回の手術が前回までと明らかに違う症状は、逆向性射精になってしまい、自分としての感覚は、80~90%が膀胱に逆流して、かろうじて10~20%が外に出る感じです。でも言い換えれば、膀胱頚部が開いた状態で治り、尿路は確保されていると言うことだと思います。4回目ですし、自分もパイプカットもしておりましたので、排尿障害を改善させることを最優先にして、思い切って、前立腺の方まで広く切っていただきたいと先生に頼みましたから、今の状態に大変満足しております。逆向性射精になっても射精感はありますので、全然問題ありません。
色々とありましたが、とにかく今、自分が何とかここまでやってこれたのは、間違いなく高橋先生に出会えたからだと思います。
頭のどこかに、辛ければ先生に相談してみようとか、薬をもらおうとか、駄目ならまた手術をお願いしようとか、心のよりどころになっていました。
本当に有難うございました。
先生の理論は分かりやすいですし、実際に自分が手術を4回も受けて、実感として改善がはかれました。でも、再狭窄の具合で、また元に戻ってしまうことも分かりました。ただ、回を重ねる度に、前よりは次、前よりは次へと徐々に改善されることも体感しました。
私も、この状態が続く事を願いながら、前向きに生活していきたいと思います。何かありましたらまた先生のところに伺いますので、今後ともよろしくお願いします。
先生もくれぐれもお身体は大事になさって、これからも悩める膀胱頚部硬化症の皆さんのためにご活躍なされる事、心よりお祈り申し上げます。
本当に有難うございました。
この文面をレポートに掲載しても結構ですので。